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建通新聞社四国
2019/03/05

【愛媛】今治市 19年度当初予算案

今治市は、2019年度一般会計当初予算案として732億7000万円を3月定例会に上程する。前年度当初比は2・9%増で、投資的経費は84億6936万円で同比23・4%増。全会計総額は1311億1050万円で同比0・5%増となっている。会期は3月4日から28日。
 建設関係の主なものは、ごみ処理施設跡地整備事業に4億0390万円。今治クリーンセンターの解体を行う。衛生センター解体費に1億4440万円。伯方衛生センターの解体を行う。
 基盤整備促進事業に1億1430万円。菊間町歌仙仙高地区の農道整備や玉川町鍋地地区の用排水路整備を行う。老朽ため池整備事業に3680万円。大西町の荒神池や森池で堤体工や洪水吐工などを行う。
 水産基盤ストックマネジメント事業に6240万円。桜井漁港で物揚場補修、盛漁港で浮桟橋補修を行う。海岸保全施設整備事業に1億8800万円。高潮対策として大浜漁港や宗方漁港で護岸改良工、胸壁工などを行う他、津波・高潮危機管理対策として椋名漁港と泊漁港で陸閘を設置する。
 観光施設整備費に7億5100万円。サイクリングターミナル(サンライズ糸山)や今治駅前サイクリングターミナルで駐車場の拡張や駐輪場などを整備する。
 公共道路改良事業に7億8320万円。鴨部線や高地延喜線など13路線で改良や用地購入を行う。道路橋梁補修事業に7億6070万円。橋梁の補修や大規模修繕の他、トンネルや大型構造物の長寿命化計画を策定する。
 港湾施設整備費に1億7960万円。今治港(蔵敷・鳥生地区)など3港で泊地浚渫を行う。港湾改修事業に4億4250万円。今治港内港物揚場改修や今治港北浜防波堤を整備する他、蔵敷岸壁老朽化対策を行う。海岸保全事業に1億4370万円。今治港大新田地区で突堤(南側)整備する他、海岸保全施設長寿命化計画を策定する。
 みなと交流施設整備費に1億8740万円。海のコンコースや今治港待合所などを整備する。公共街路事業に1億9390万円。今治駅西高橋線を整備する。
 また、他会計では小規模下水道特別会計で朝倉地区農業集落排水施設機能強化事業に1億1600万円。農業集落排水4施設と旧コミュニティープラント2施設を朝倉地区に統合するため管路施設やポンプ施設を整備する。水道事業会計では大西・菊間送水整備事業に2億3420万円。送水管敷設などを行う。伯方配水池整備事業に1億1740万円。配水池整備などを行う。公共下水道事業会計では下水道建設費に14億3620万円。東部第1号汚水管線や伯方汚水1号幹線などで管渠整備を行う他、処理場改築などを行う。単独下水道建設費に3億6500万円。管渠敷設や切り替えなどの整備を行う。

提供:建通新聞社