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北海道建設新聞社
2019/03/06

【北海道】室蘭市の旧総合福祉センター敷地 道内初のマイナス入札に

 室蘭市が1日実施した、旧総合福祉センター敷地の一般競争入札が、負担金付き土地無償譲渡(マイナス入札)で落札された。全国2例目で、道内では初となる。落札者は高齢者福祉施設を運営する、さわやか倶楽部(本社・北九州)。入札額はマイナス881万4000円だった。
 対象は室蘭市天神町271の64に位置する同センター跡地。民間利用を促すため、解体が必要となる旧センターなど2棟を含め、最低入札価格をマイナスとする、解体条件付き土地売買兼市有地流動化負担金付き土地無償譲渡の一般競争入札を実施した。
 同方式では、入札者の土地評価がその土地にある建物の解体費などより高い場合、入札額がプラスとなって土地売買に移行。逆に解体費を下回ると、その差額は市が負担する「市有地流動化負担金付き土地無償譲渡」となる。
 マイナス入札による落札は、国内では昨年12月に埼玉県深谷市が実施した体育館施設売却に続き2度目。
 室蘭市での実施は2度目だが、1度目はマイナス入札には至らなかった。
 今回の入札に関して、青山剛市長は「地方都市で高額な建物解体費が障害となり活用が難しくなる恐れのあった土地を、素早く開発してもらう手法として有効。今後も遊休資産に関して地域活性化に役立つような工夫を凝らしたい」とコメントした。