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北陸工業新聞社
2019/03/13

【石川】0.9km、来月28日に開通/かほく東西幹線道路1期区間/県議会予算委 

 石川県議会予算委員会は12日開き、安居知世、増江啓、高橋正浩、沖津千万人、藤井義弘の5委員が質疑に立った。
 かほく東西幹線道路1期区間の完成時期について、板屋英治土木部長は「国道159号から市道宇気23号線までの0・9キロメートルを1期区間として優先的に整備し、これまでにJR七尾線などを跨ぐ高架橋や前後区間の盛土が完成。現在、舗装や安全施設などの工事を鋭意進めている。4月下旬からの大型連休に合わせ、来月28日に開通させる」と答えた。続く2期区間0・6キロメートルに関し、谷本正憲知事は「河北縦断道路への連結により、新たな広域道路ネットワークが形成され、更なる交流促進や利便性の向上につながる。来年度より事業に着手する」と語った。
 金沢港機能強化整備の進捗状況などについて、板屋土木部長は「東部工業用地に整備した県営東部上屋が先月供用し、現在は戸水ふ頭に点在する古い上屋の撤去工事を進めている。昨年11月に工事着手したクルーズターミナルは今月中に基礎工事を終え、来月から建物本体工事に取り掛かる」としたほか、「無量寺、戸水ふ頭の間の船だまりの埋立工事は今月末に完成する予定で、構内道路や駐車場も順調に工事が進捗。来年度は緑地整備を行う」とし、いずれの工事も「来年度末の完成に向け、しっかりと整備を進める」と述べた。

岐阜県と粘り強く/小松白川連絡道路整備

 谷本知事は小松白川連絡道路の整備について、「県境部に全国でも有数の長大トンネル建設が想定され、施工には高度な技術力を要す。事業化については国直轄が前提と考えている」とし、昨年10月の岐阜県知事との懇談会では「両県が粘り強く国に働き掛けることが重要であると確認した。引き続き、整備促進期成同盟会とも力を合わせ、実現に向けて着実に取り組んでいく」と述べた。

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