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北陸工業新聞社
2019/03/15

【新潟】1月に権利変更計画認可/UR東が磯田長岡市長に報告/大手通再開発 

 独立行政法人都市再生機構東日本都市再生本部の田中伸和本部長らは14日、長岡市役所を訪れ、「長岡都市計画事業大手通坂之上町地区第一種市街地再開発事業」が認可公告されたことを磯田達伸市長に報告した。
 この日訪れたのは、田中本部長のほか、細川忠政まちづくり支援部長、守屋昌宏長岡都市再生事務所長、大手通坂之上町地区権利者協議会の野本九萬雄副会長と佐久目篤副会長の5名。磯田市長は、「事業認可の報告を受け、正式にスタートすることとなり、大変嬉しく思う。市民が誰でも気軽に訪れることができるよう、にぎわい空間を創出していきたい」と述べ、田中本部長は「施設は和のテイストを採り入れるなど、皆さんに親しみをもってもらえるようなデザインになっている。事業の進ちょくに向けまい進していく」と意気込みを語った。
 施行地区は長岡市大手通2丁目地内などの約1・7ヘクタール。施設概要は人づくりと産業振興を総がかりで支える地方創生の拠点「米百俵プレイス(仮称)」を整備する。建設規模は4棟延べ5万7500平方メートルで、内訳はA−1街区(住まい・にぎわい棟)がRC造14階建て延べ1万1400平方メートル、A−2街区(米百俵棟・西館)がS造(一部CFT柱)10階建て延べ1万8600平方メートル、B街区(米百俵棟・東館)がSRC造地上7階地下1階建て延べ1万4200平方メートル、C街区(駐車・にぎわい棟)がS造6階建て延べ1万3300平方メートルとなる。
 事業費は262億7300万円を見込み、事業施行期間は25年度まで。今後は、20年1月ごろに権利変換計画の認可公告を受け、同年4月以降にA−1、A−2、C街区の既存建物除却を開始し、C街区は22年4月ごろ、A−1、A−2は23年4月ごろ、B街区は25年4月ごろのオープンを予定。
 基本設計などは松田平田設計が担当した。

hokuriku