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北陸工業新聞社
2019/03/19

【新潟】安全な通行確保に期待/289号燕北BP朝日大橋が開通 

 新潟県が97年度から整備を進めてきた一般国道289号燕北バイパス(朝日大橋)の開通式が23日、燕市内で開かれた。
 式典は燕市が主催し、鈴木力市長のほか、県関係者、地元選出の国会議員や県議会議員、施工業者など約100人が出席。さらに、多くの地域住民も集まり、慢性的な渋滞解消による安全・安心な通行確保や、新潟市などへのアクセス性向上による県央地域の今後の発展が期待される路線の完成を祝った。
 式典で鈴木市長は、「ものづくりの町燕として欠かすことのできない重要な路線であり、交通緩和による安全確保などが期待される。今後は、一刻も早い全線開通を望む」と式辞を述べた。花角英世知事の祝辞を代読した益田浩副知事は、「慢性的な渋滞解消により、経済活動や歩行者の安全と車両通行の安全が確保される。今後も住んでよし、訪れてよしの新潟県を実現するため、道路整備を着実に進めていく」と語り、塚田一郎国土交通副大臣は「今後は県と連携して、一日も早い全線開通に向け尽力していく」と力を込めた。
 その後、関係者らによるテープカットおよびくす玉開披が行われ、式典は終了した。
 今回開通した区間は、小高から井土巻地内の延長1000メートル(うち、朝日大橋395メートル)で、幅員は13・0メートル(暫定2車線)。総事業費は62億円(うち、朝日大橋は31億円)。全体計画によると、延長は4750メートルで、幅員は26・0メートル(完成4車線)となっている。

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