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建設経済新聞社
2019/03/20

【京都】延1万9181uの新工場計画 府森林審で林地開発を審議

 清涼飲料水運搬車など特殊自動車のボディーをはじめ、自動車や建設機械などの金属プレス部品の研究・開発・設計・製造を手がける須河車体梶i代表取締役須河進一氏、宇治田原町郷之口馬廻り1)は、同町立川他の林地開発を行い、「須河車体叶V工場」建設事業の用地造成を行う計画を進めている。
 新工場はS造平屋建(一部2階建。鋼板葺き)、延1万9181u(建築面積1万7395u)で計画している。
 林地開発を行うのは宇治田原町立川小字坂口5−5他。計39筆7・2634fで、内訳は森林14筆(2・4399f)、農地12筆(1・6896f)、その他(雑種地)25筆(3・1339f)。対象地は国道307号と都市計画道路宇治田原山手線をつなぐ町道南北線の東側に位置する。標高は125m〜143mの高さ。従前に山砂利採取を行った跡地で大半が裸地状態。
 開発後の土地利用は、工場用地5・2458f、ガバナ用地(ガス)0・0093f、造成森林1・0725f、造成緑地0・7439f、調整池0・1919f。
 土地利用計画図によると、敷地中央北側に車体第1主体棟・車体第2主体棟など、敷地中央南側に事務棟などを配置。敷地南側に駐車場エリアなどを配置する。敷地の最も北側は第二工場用地とする。
 林地開発を行う期間は森林法の規定による許可日から1年間。
 敷地東側中央付近に洪水調整池(9398m3)を新設する。
 残置森林は2536u、造成森林は8282uで計1万0818u。
 開発行為に関する計画書作成は奥村測量設計事務所。
 なお須河車体新工場計画など5件の林地開発行為の許可の適否を審議するため、京都府森林審議会森林保全部会が19日、京都市内で開かれた。