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滋賀産業新聞
2019/03/25

【滋賀】多賀町 町内幼児教育施設の基本構想

 多賀町は、築後40年が経過し老朽化が顕著となった多賀幼稚園の園舎整備を含め、町内における幼児教育施設に係わる基本構想策定に向けた検討作業に、新年度事業で取り組む。
 多賀町には現在、多賀幼稚園と多賀ささゆり保育園、昨年4月に旧大滝保育園と旧たきの宮保育園が統合して新たにオープンした幼保一体化施設「大滝たきのみや認定こども園」の3つの小学校就学以前の園児が通う公立の幼児教育施設があり、社会福祉法人等が管理・運営する私立(民間)の幼稚園・保育園は設置されていない状況。
 多賀幼稚園(多賀町久徳348)は、昭和53年9月に竣工し翌年4月からオープンした旧久徳保育園の施設を利活用して、当時は幼稚園が無かった多賀小学校区の住民からの強い要望を受け、平成14年から定員90名規模の幼児教育施設として開設された。
 建築年度が昭和53年と古く施設の老朽化が課題となっている現在の園舎は、S造平屋建、699・82平方b規模。開園以来、大規模な改修工事は実施されておらず現在に至っており、2歳児から5歳児まで合わせて57名の園児が通園している(平成31年3月現在)。
 町教育委員会では、多賀幼稚園の建替えや改修等の老朽化対策を含め、町内における全体的な幼児教育施設のニーズや施設のあり方、運営などを検討し、老朽化した園舎対策等を盛り込んだ基本構想を、19年度事業で取りまとめる方針。

提供:滋賀産業新聞