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北陸工業新聞社
2019/03/26

【新潟】地域活性、医療活動に寄与/253号上越三和道路が部分開通/整備局高田ら 

 北陸地方整備局高田河川国道事務所、新潟県、上越市は24日、国道253号上越三和道路(寺IC−鶴町IC)開通式を上越市内で開催した。
 この日は、塚田一郎国土交通副大臣、花角英世知事をはじめ、地元関係者など約180人が参加し、待望の開通を盛大に祝った。冒頭あいさつに立った塚田副大臣は、関係者に感謝の意を表した上で「地元の皆さんの理解、協力企業の尽力により開通を迎えることができた。国土交通省では、残る4キロ区間についても地域の期待に応えるため、全力で事業を推進していく」と支援を呼び掛けた。また花角知事は「住んでよし、訪れてよしの新潟の実現に向け、上越魚沼地域振興快速道路の一日も早い全線開通をはじめとする県内の道路整備を着実に進めていく」と力を込めた。
 村山秀幸上越市長による閉会あいさつの後には、来賓と小学生によるテープカットとくす玉開披が行われた。続いて、緊急車両、自衛隊車両、除雪車等も加わり車両パレードも行われ、参加者は喜びを共有していた。
 上越三和道路は、地域高規格道路「上越魚沼地域振興快速道路」の一部区間を構成する延長7・0キロ。今回開通した寺IC−鶴町ICは延長3・0キロとなっている。整備効果として、交通の安全性・信頼性の確保、上越市街地へのアクセス性の強化、医療活動の効率化、関越自動車道と北陸自動車道の連携強化による地域経済の活性化などが期待されている。

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