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建通新聞社(中部)
2019/03/29

【岐阜】瑞穂市の新庁舎基本構想案 策定支援を2019年度

 瑞穂市は、新庁舎の建設に向けて2019年度に基本構想案を取りまとめる。策定支援の委託料に530万円を付けた。現在、委託時期と仕様を検討している。新庁舎建設の目標年次は31年度。
 庁内で組織した新庁舎建設検討プロジェクトチームで17・18年度の2カ年を掛けて検討してきた。ここで取りまとめた基本構想案を市民との意見交換会などを開きながら案を決定する。意見交換会は年度内に3回程度計画している。その後、20年度に基本計画の素案を一部取りまとめ、20年度以降に「庁舎建設検討委員会(仮称)」を立ち上げる予定だ。
 現在は、穂積庁舎と巣南庁舎の2庁舎に分かれている。これまでに取りまとめた庁舎将来構想では、分庁舎体制を1庁舎体制にすることを掲げる。想定される必要延べ床面積は9411平方bで、庁舎建設費は1平方b当たりの平均単価40万6000円を掛けた約40億円が必要としている。
 建設までに毎年2億円の基金に充て、15年間をめどに30億円を積み立てる。18年度末に4億円となり、19年度も2億円を計上している。

提供:建通新聞社