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日本工業経済新聞社(茨城)
2019/04/01

【茨城】神栖市が学校施設建設整備に11億円/二中で校舎増築

 神栖市総務課は2019年度当初予算に学校施設建設事業費11億2604万1000円を計上し、教育施設の環境改善を図る。内訳は中学校建設事業として神栖第二中学校に5億4517万1000円、神栖第四中に1億4794万2000円、神栖第一中に1億2475万円、神栖第三中に1億1434万2000円。小学校建設事業として、やたべ土合小に1億5540万8000円など。
 神栖第二中は生徒数の増加により教室数が不足するため校舎1棟を増築する。増築規模は3階建て、延べ約1676u。教室数は11部屋(普通教室9室、相談室、少人数教室など)を想定。2020年4月の利用開始を目指す。増築工事費は5億2502万4000円、工事設計監理委託料など2014万7000円を計上した。
 神栖第四中は校舎内のトイレを和式から洋式に、床を乾式へ改修する。大規模改造工事費1億4250万円、設計監理委託料544万2000円を投じる。
 神栖第一中は体育館のトイレを和式から洋式に、床を乾式へ改修するほか、外壁のひび割れなどを補修する。大規模改造工事費1億2000万円、設計監理委託料475万円。
 神栖第三中は特別教室と武道館などが配置される育心館のトイレを和式から様式に改修する。必要があれば傷みが見られる床の一部張り替えなども想定している。大規模改造工事費1億1000万円、設計監理委託料434万2000円を見込む。
 やたべ土合小は校舎の外壁改修を計画。大規模改造工事費1億4500万円、工事設計監理委託料1040万8000円を計上。