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北陸工業新聞社
2019/04/09

【新潟】測量、設計など新規着手/国道113号小国道路整備事業/北陸整備局 

 北陸地方整備局は、19年度予算の国道113号小国道路整備事業に6000万円を計上した。新規事業化に伴い、測量や地質調査、道路設計に着手する。
 新潟山形南部連絡道路の一部を構成する小国道路は、新潟山形両県の県境部に位置する関川村大字金丸−山形県西置賜郡小国町大字松岡間の延長12・7キロで計画。既存道路が抱える積雪期の著しい交通機能の低下、大型車の市街地流入といった課題を解決するため、山間部をトンネルで通し、市街地を迂回するルートで整備予定。2車線で設計速度は80キロ/時。新潟県内の区間は北陸地方整備局、山形県内は東北地方整備局の管轄となる。
 全体事業費は350億円で、うち工事費に280億9500万円を見込む。内訳は改良費51億3500万円、橋梁費31億8100万円(100メートル以上311メートル、100メートル未満173メートル、その他93メートル)、トンネル費156億7400万円(NATM1570メートル、同3000メートル)、IC・JCT費11億2700万円(IC2カ所)、舗装費13億6100万円など。

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