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日刊建設タイムズ社
2019/04/10

【千葉】アドバイザリー業務を公告/木更津市/君津地域広域廃棄物処理/今月16日までプロポ受付

 木更津市環境部まち美化推進課は9日、「(仮称)第2期君津地域広域廃棄物処理施設整備運営事業者選定アドバイザリー業務委託」の公募型プロポーザルを公告した。今月16日まで参加意向申出書の提出を受け付ける。その後、5月15日にプレゼンテーションを行い、受託候補者を選定し、同20日に選定結果を通知する。質問は今月22日まで受け付け、同26日に回答。提案書は5月9日から10日まで受け付ける。履行期間は2020年3月31日まで。提案上限額は5060万円(消費税込み)。
 同業務は、木更津市、君津市、富津市、袖ケ浦市、鴨川市、南房総市及び鋸南町の6市1町が協議会を設置し、PFI事業(BOO方式)で実施する「(仮称)第2期君津地域広域廃棄物処理事業」について、事業者選定方法の検討・決定、実施方針及び要求水準書案の作成・公表、特定事業の選定に係る資料作成、事業者募集・選定・契約等に係る支援を行うもの。
 参加資格は▽6市1町のいずれかの入札参加資格者名簿に「委託」で登載されている▽国、地方公共団体発注の一般廃棄物(ごみ)焼却施設を対象としたPFI方式(DBO方式は含まない)による整備運営事業者選定に係るアドバイザリー業務を元請けとして完了した実績を有する▽国、地方公共団体発注の発電設備を有する100t/日以上の焼却規模の施設で、焼却方式がシャフト炉式ガス化溶融方式、流動床式ガス化溶融方式、ストーカ方式+灰資源化の3処理方式を含む要求水準書の作成を含むアドバイザリー業務を元請けとして完了した実績を有する、など。また、外部に協力会社を置くことはできるが、参加者がほかの参加者の協力会社となることはできない。
 主な業務内容は▽事業者選定方法の検討・決定▽実施方針及び要求水準書の作成・公表▽特定事業の選定に係る資料作成▽事業者の募集・選定・契約等に係る支援▽選定委員会に係る支援▽事業説明に係る支援、など。
 同事業では、PFI法第6条に基づき、実施方針の策定に向けて民間提案を公募し、先月までに提案採用者を選定した。今後、実施方針の策定と併せて施設整備運営事業者選定委員会を設置する予定で、同業務では選定委員会の支援も行う。選定委員会は5回程度の開催を予定している。
 事業者選定までのスケジュールは、6月補正予算で債務負担行為を設定し、7月に実施方針を公表し、8月に入札を公告。12月に優先交渉権者を選定し、来年3月議会での契約承認を目指す。
 同事業は、君津地域4市がかずさクリーンシステムで行っている中間処理の操業期間が26年度末に終了することから、27年度からの次期施設を整備するもの。君津地域4市のほか、新たに安房地域2市1町が加わり、6市1町で実施する。処理方式は「シャフト炉式ガス化溶融方式」を予定し、年間ごみ処理量11万6000tを見込む。k_times_comをフォローしましょう
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