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建通新聞社(中部)
2019/04/17

【岐阜】2021年度に工事着手する多治見警察署 既存の1・8倍に

 岐阜県警察本部は、多治見警察署の改築で、新庁舎の規模が既存より1・8倍程度の施設となることが分かった。本年度は建設用地の地盤調査と基本・実施設計を早ければ5月に別途委託する。スケジュールとしては、設計を2020年度内にまとめ、21年度に工事を公告し3カ年で建設する方針。
 既存庁舎は、県内の警察署の中で最も古く、完成してから47年が経過している。老朽化が著しく機能不全に陥っている部分がある上、敷地が狭いため、駐車場不足も否めない状況となっている。
 そこで、既存施設の近隣の民地と多治見市有地を取得して新警察署を建設することにした。具体的な敷地面積は公表していないが、既存の敷地6700平方bに対し1・5倍程度の敷地を確保するとしている。
 新庁舎の規模や機能などの内容は委託する設計の中で固める。具体的な想定規模も示していないものの既存施設よりも1・8倍ほどの施設となる。既設の規模が鉄筋コンクリート造3階建て延べ3600平方bなので、6000平方b以上になりそうだ。
 所在地は多治見市宝町6ノ65。

提供:建通新聞社