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　大阪市は、浪速区恵美地域の活性化に向け、同地域にある恵美公園の活用に係るマーケットサウンディング調査を実施する。既存公園に隣接するもと恵美小学校跡地まで公園敷地を拡張した上で、同地への施設整備を含めた活用策を民間事業者から募る。市では、難波と新今宮が隣接するという立地のポテンシャルを生かし、地域のにぎわいを創出する魅力ある公園を整備したい考えだ。
　恵美公園の所在地は大阪市浪速区恵美須西２ノ13。既存公園の敷地面積は６６４５平方�bで、拡張予定部分のもと恵美小跡地は９１４２平方�b。拡張部分には屋内体育館２棟や教室棟、管理室棟などの学校施設が現存する。用途地域は商業地域で、建ぺい率80％、容積率４００％。
　今回の調査では、拡張部分の整備方策、周辺園路、広場、修景施設整備についての提案を募る。ただ、全ての既存施設を活用する場合は約５００平方�bの減築が必要となる場合があり、新たに増築することはできない。逆に、全ての既存施設を解体撤去し、新たに施設を建設する場合は約２０００平方�bが限度となる。既存施設を撤去する場合の費用は市が負担する。
　マーケットサウンディング調査の実施に当たり、市では６月10〜14日に提案資料を受け付ける。その後、同月下旬まで提案者との対話を行い、７月上〜中旬に提案結果を公表する予定だ。参加任意の現地見学会は４月19日（申し込みは４月17日まで）に実施する。

提供：建通新聞社