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鹿児島建設新聞
2019/04/17

【鹿児島】県土木部の総合評価方式/担い手育成「40歳未満」0.3点

 県土木部は、4月から適用する総合評価落札方式のガイドライン(改訂版)を明らかにした。一般土木(5000万円〜1億円未満)の評価項目で新設した「担い手育成」の加算点は、配置予定技術者が40歳未満の場合0.3点、40歳以上45歳未満の場合0.2点で評価。表彰実績と合わせた加算点の上限は0.5点とした。このほか、従来200点区切りだった経営事項審査(Y評点)の評価は100点区切りに細分化し、6段階(最大0.3点)で加点する。 
 一般土木で新設した担い手育成の加算は、@入札公告日で満45歳未満の者A2014年4月1日以降に県土木部(漁港漁場課含む)発注の建設工事における同種工事の主任(監理)技術者、または現場代理人の実績がある者BAの工事成績の最高点が77点以上の者−の全て満たしていることが必要となる。 
 企業の施工能力では、経営事項審査の経営状況(Y点)による加算点を4段階(200点区切り)から6段階(100点区切り)に細分化。900点以上0.3点、800〜900点未満0.25点、700〜800点未満0.2点、600〜700点未満0.15点、500〜600点未満0.1点、500点未満0点−に区分した。 
 建築は、同種の施工実績(従来は過去5年間)と工事成績の平均点(同7年間)に関する評価基準を見直し、対象期間を過去10年間まで延長。ガーデンヒルズ松陽台の取得実績は、過去5年分の積み上げ評価(1区画当たり1.5点、最大5点まで)のみに変更した。 
 監理課によると、総合評価落札方式の実施は、2015年度147件、16年度216件、17年度160件と推移。18年度は上期100件(下期は集計中)が確認されている。 

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