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建通新聞社四国
2019/04/19

【高知】高知県教委 病弱特支寮新築5月

高知県教育委員会は、2021年4月開設を予定している病弱特別支援学校整備の一環として、寄宿舎新築の建築主体、電気設備、機械設備の一般競争をそれぞれ5月にも公告する。また隣接する盲学校寄宿舎「れいめい寮」改修の一般競争は20年1月ごろ公告する。
 病弱特別支援学校寄宿舎の規模は木造2階建て延べ250平方b。1人部屋5室、2人部屋1室、トイレ、シャワー、職員用の舎務室を配置。食堂や風呂は「れいめい寮」と共用。19年度当初予算には工事費1億7638万円を計上した。19年度末に完成し、20年度は改修により建物が使えないため、れいめい寮生が一時的に入居する。
 盲学校寄宿舎「れいめい寮」の規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ1005平方b。1979年建設で老朽化が進んでいるため、外壁や内装、床、天井などの改修や配管、電気、トイレの洋式化と乾式化、バリアフリー化など大規模な改修を進める。また両宿舎をつなぐ渡り廊下やエレベーターも新設する。19年度予算に工事費は計上していないが、20年度の債務負担行為として工事費2億3136万円を設定。19年度末に契約を終え、20年度早々に着工し、同年度末に完成させる。
 場所は高知市越前町1ノ13ノ1。建築設計はハウジング総合コンサルタント(高知市)、設備設計はシグマ設備設計室(高知市)が担当。
 病弱特別支援学校は、現在高知市新本町にある高知江の口特別支援学校が移転する形で、高知市大原町の旧教育センター敷地内に建設が進められている。

提供:建通新聞社