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建通新聞社(静岡)
2019/04/22

【静岡】静岡県静岡市 宮川・水上区画整理準備検討を公告

 静岡市は、駿河区の宮川・水上地区土地区画整理事業準備検討業務を公募型プロポーザル方式で22日に公告する。参加表明書、企画提案書などを5月7日から29日まで受け付ける。審査後、6月7日までに1社を特定する。契約上限額は、621万9400円。
 参加条件は、土木関係建設コンサルタント業務の有資格者、「都市計画及び地方計画部門」の登録者で、区画整理に伴う事業計画・実施計画策定、区画整理設計・基本設計を2009年度以降に完了した元請け実績(JV除く)を有すること。また、土地区画整理士の資格を有する管理技術者の配置が条件となっている。納期は、20年3月31日。
 今回の委託は、同地区の地権者の高い事業化の意向を踏まえ、組合設立のための技術的援助の要件となる、権利者の仮同意取得作業支援を目的としたもの。業務内容は、15年に作成した土地利用計画から時間が経過、公共施設管理者の整備方針も明確になったことから、再度公共施設配置・施行区域の調査・検討を行い、公共施設配置図を更新、総事業費や平均減歩率の算出、ワークショップの開催も実施する。
 宮川・水上地区は、日本平久能山スマートインターチェンジや取り付け道路に接する約40f。事業化している恩田原・片山地区とともに、先行整備地区となっており、交流エリアとしての整備が見込まれる。地権者の理解が進めば、19年度に組合設立準備会の発足となる。地権者数は約400人。
 方向性として示しているグランドデザイン案では、静岡の食をPRできる食品工場など「産業観光」エリア、隣接する工業物流地区(恩田原・片山地区)の出張者や観光客のための「宿泊施設」エリア、地場農産物の販売所や飲食店などの「食と農」エリア、サッカー、野球、マラソンなど静岡で盛んなスポーツ施設を見込む「健康スポーツ」エリア、「生活サポート・商業サービス」エリア―を構成している。


提供:建通新聞社
(2019/4/22)

建通新聞社 静岡支社