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鹿児島建設新聞
2019/04/22

【鹿児島】鹿児島市水道局/老朽管に16億 23kmを更新

 鹿児島市水道局の2019年度水道事業および公共下水道事業特別会計当初予算の概要が明らかになった。水道事業では、配水管布設に7億3105万円(前年度比2・5%増)、老朽水道管更新等で16億6885万円(同12・1%増)を計上。公共下水道事業では、管路施設の改築・更新に9億7967万円(同37%増)を充て、各種整備を推進する。 
 水道事業は、安定給水の確保で37億7765万円(前年度比4%減)を計上。このうち、新郡元水源地機械電気設備更新や中名第一水源地電気設備更新、乙女塚1号送水管、油須木ポンプ所送水管などに13億7774万円(同20・5%減)を盛り込んだ。配水管布設は延長1万3648m、老朽水道管更新は延長2万3120mのほか、坂之上配水池計測器改良や応急復旧訓練施設整備などを見込む。 
 安全な水の供給では、五ケ別府水源地浄水設備新設に1億6017万円。耐震化推進は野頭送水管等基幹管路(L3200m)に6億764万円、病院ルート(L1441m)に1億8673万円の合計7億9438万円(同23・1%増)を充てた。 
 公共下水道事業は、処理区域の拡大による汚水管枝線整備で吉野地区や土地区画整理事業区域(吉野、谷山駅周辺、谷山第二・第三)等(L5186m)に5億381万円(同1・3%減)。処理場統廃合に伴う汚水管幹線整備は、谷山幹線(L220m)に7700万円。処理施設の改築・更新等は、南部処理場脱臭設備ほか長寿命化対策等に9億5578万円、管路施設の改築・更新は、下荒田3丁目などの延長7089mを計画している。 

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