トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

北陸工業新聞社
2019/04/23

【新潟】事業確保で需要増に期待/県生コン品質管理監査会議 

 新潟県生コンクリート品質管理監査会議(議長・丸山久一長岡技術科学大学名誉教授)が22日、新潟市中央区のアートホテル新潟駅前で開かれ、19年度の品質管理監査計画などを協議した。
 冒頭、あいさつに立った新潟県生コンクリート工業組合の三友泰彦理事長は「昨年度は、長い間右肩下がりだった県内の生コン需要が久々に伸びた」と語り、「今年度から国の国土強靭化に向けた取組が始まり、今後2−3年は事業量が確保できる」と期待を込めた。その上で「主要建設資材であるコンクリートの品質確保と安定供給が我々の使命。それぞれの立場から指導いただき、良い方向を目指したい」と呼び掛けた。
 役員改選では、議長に丸山教授、副議長に地濃茂雄新潟工科大学名誉教授を再任。その後議事に入り、3月に開かれた全国統一品質監査説明会の概要について報告が行われたほか、19年度の品質管理監査について、日程や基準およびチェックリストを協議した。19年度は80工場(81プラント)を対象に、5月20日に説明会を開き、6月19日ごろに上期監査、9月10日ごろに下期監査をそれぞれ行う。査察は6月11日から14日までを予定している。

hokuriku