トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社
2019/04/24

【大阪】はびきの医療C 実施設計CMは日建設計

 大阪府立病院機構は、デザインビルド(DB)方式での整備を予定する大阪はびきの医療センターについて、実施設計などのCM業務の委託先を日建設計コンストラクション・マネジメント大阪オフィス(大阪市中央区)に決めた。今後、DB事業者の選定支援業務や、DB事業者が行う実施設計の支援業務などを担当する。DB事業者は、同機構が本年度に直接公募する予定だが、詳しい時期は未定としている。
 計画では、敷地東側にある研究棟を解体し、跡地に新病院を建設する。西側にある管理診療棟や南側の病棟については、不要部分の解体、残置部分の改修などを検討している。
 昨年公表した基本設計概要によると、施設は6階建てで、免震構造を採用する。感染エリアと一般エリアを完全分離する階層構成とし、2階に外来部門を集約した「ワンフロア外来」を整備する。3階は手術・ICU・HCUと管理フロア、4〜5階には8看護単位が連携するスタッフコモンズを設置する。また、6階には石曳池が展望できるレストランなどを配置する。
 新病院の延べ床面積は、外来部門2575平方b、病棟部門7926平方b、診療部門4641平方b、その他1万8319平方bの計3万3461平方b。建設地は羽曳野市はびきの3ノ7ノ1。
 基本設計は山下設計関西支社(大阪市中央区)が担当。
 解体や改修が見込まれる既存施設は▽研究棟(鉄骨一部鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階地上12階建て延べ2万4822平方b)▽管理診療棟(鉄筋コンクリート造地下1階地上3階建て延べ1万2244平方b)▽放射線治療棟(同造2階建て延べ402平方b)―など。

提供:建通新聞社