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建通新聞社(中部)
2019/04/24

【岐阜】各務原市新庁舎建設 建築に設備一括で連休明け公告

 各務原市は、新庁舎建設の発注準備を進めており、連休明けの5月第2週にも建築工事に電気・機械設備を一括した一般競争入札(最低価格落札方式)として公告する。各務原市新庁舎完成予想パース対象は3〜4者による自主結成のJVで、構成員に1者以上の市内企業を含めることが条件となる見込み。工事費は別発注となる太陽光発電などのZEB(ゼロ・エネルギー・ビル)化設備、電話設備を含み76億8000万円。7月中下旬に開札、その後の臨時議会を経て8月中旬の工事着手を目指す。
 新庁舎は、現庁舎の敷地内(加桜町1ノ69)に高層棟と低層棟の2棟で構成する。高層棟は免震構造の鉄筋コンクリート造(一部プレストレストコンクリート造)地下1階地上7階建て延べ1万5115平方bで、敷地南側の那816号線に沿って整備する。低層棟は耐震構造の鉄骨造2階建て延べ1118平方bで、西側の那643号線に沿って配置する。その他、付属建屋が平屋568平方b。
 敷地北側には来庁者用として平置き駐車場162台分、高層棟の地下には公用車駐車場として60台分を確保する。駐輪場は80台分設ける。
 施工手順は、現庁舎を使いながらとなるため、まず高層棟を2021年7月中旬までに完成させ、その後、別発注の現庁舎解体(建築工事費に含まず、工事費約3・8億円)を8カ月かけて行う。解体完了後に低層棟に着手(工期8・5カ月)し、外構(別発注、建築工事費に含まず、工事費2・5億円)を含めた全体完成は22年11月下旬となる。
 設計は日本設計中部支社(名古屋市中区)・大建設計(岐阜市)・Meet’s設計工房(各務原市)JVが担当した。

提供:建通新聞社