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日刊建設タイムズ社
2019/04/25

【千葉】プロポーザルを実施/基本設計業務/浦安市 延べ2430u規模で

 浦安市生涯学習課は24日、(仮称)子ども図書館基本設計業務委託の公募型プロポーザル募集要項を公表した。同図書館は、日の出4丁目の日の出公民館敷地内に建設する計画で、本年度で基本設計を行う。履行期間は契約締結日の翌日から2020年3月19日まで。委託限度額(消費税を含む)は2394万7000円。基本設計に続いて20年度に実施設計、21年度に建設工事を予定している。
  募集要項に対する質問及び回答を経て、参加表明書など応募書類の提出を5月15日に締め切り、同21日に第1次審査結果を通知。その後、提案書等に対する質問及び回答を経て、6月24日に提案書の提出を締め切り、7月3日のヒアリング(第2次審査)を経て同12日に選定結果を公表するとともに、同中旬に契約を締結する予定。
  参加資格要件は、同市入札参加資格者名簿(委託)の「建築関係建設コンサルタント業務」に登録されていること。図書館の設計業務において、図書館単独施設については、09年4月以降に延べ床面積が1500u以上の新築または増改築に関する設計業務を元請として受注した実績、もしくは図書館を含む複合施設について、09年4月以降に図書館部分の面積が1000u以上の新築または増改築に関する設計業務を元請として受注した実績のいずれかを有すること等。
  計画地は、日の出公民館(日の出4−1−1及び7)の敷地内。敷地面積は追加取得した1000u余りの土地を含めて6963・29u。都市計画用途地域は近隣商業地域(建ぺい率80%、容積率200%)で、第2種高度地区指定、準防火地域、地区計画あり。
  既存の日の出公民館は98年6月に開館したもので、規模はRC・S造4階建て、建築面積1888・63u、延べ床面積4700・57u。子ども図書館の入る新設建物内に、同公民館1階にある図書館日の出分館を移設するほか、地域包括支援センターも新設建物内に併設する。
  新設建物の延べ床面積は、子ども図書館2000u、図書館日の出分館300u、地域包括支援センター130uの合計2430uを予定。ほかに駐車場と駐輪場も整備する。
  子ども図書館については昨年度、基本構想策定支援業務をぎょうせいへ委託。目指すべき子ども図書館像として、@子どもと子どもの読書活動に関わるすべての人のための子ども図書館A成長に合わせて利用できる子ども図書館B子どもの読書活動を推進する拠点となる子ども図書館C子どもの読書活動を支える人材を育てる子ども図書館の4つを掲げている。
  蔵書数は開架約5万冊、閉架を含めた全体の蔵書冊数約15万冊(団体貸し出し用資料含む)。未就学児ゾーン(0〜6歳前後)、小学生ゾーン(7〜12歳)、YA(ヤングアダルト)ゾーン(13歳〜)で施設を構成。未就学児ゾーンと小学生ゾーンのうち一部(低学年)は親子での利用を想定しているほか、YAゾーンは大人の読書へのスムーズな移行を支援する。
  読書のための設備として、開架・閲覧スペース700u(未就学児ゾーン200u、小学生ゾーン300u、YAゾーン200u)、カウンター(50u、各階1か所)、おはなしのへや(40u)、グループ学習のためのスペース(30u)、閉架書庫(200u、10万冊収容)、イベントスペース(120u、視聴覚室)等を整備。
  また、快適に過ごすための設備として、くつろぎスペース(20u)、乳児室・子ども用トイレ(20u)、飲食スペース(100u)等。関係機関と連携するための設備として、学校や各館等への配送サービスのための作業スペース(50u)、それに事務室(150u)や倉庫(20u、各階1か所)などを整備する。k_times_comをフォローしましょう
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