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建通新聞社(神奈川)
2019/05/09

【神奈川】横浜市18年度入札工事 落札率91・6%

 横浜市財政契約第1課が2018年度に契約した競争入札の工事(財政・水道・交通の3局分)の平均落札率は91・6%で、前年度を0・5ポイント下回った。工種8分類の中で建築や電気など6工種が0・1〜1・6ポイント下降して89・8〜94・2%となった。入札方式のうち条件付き一般競争(調査基準価格+最低制限価格)の平均参加者数は前年度比0・1者減の9者で、管や土木など5工種が減少した。
 平均落札率の入札方式別状況(かっこ内に前年度とのポイント差)は▽WTO一般競争=96・2%(マイナス0・8)▽条件付き一般競争・調査基準価格=92%(マイナス0・4)▽条件付き一般競争・最低制限価格=91・6%(マイナス0・4)▽指名競争=93・1%(マイナス0・2)―で、全ての方式が前年度より低かった。
 工種別では90・3〜94・2%だった造園・建築・電気・管の4工種で落札率の下降(マイナス0・1〜1・6)と件数の減少(14〜64件減)が連動。土木と舗装については件数こそ前年度以上だったものの、落札率がそれぞれ0・1ポイント低い90・8%、0・2ポイント低い89・8%となっている。条件付き一般競争のランク別などで見ると、建築Cの92・2%は下落幅が2・1ポイントで最大だ。
 一方、条件付き一般競争で平均参加者数が減少したのは土木・造園・電気・管・その他の5工種で、前年度から0・1〜0・8者減って5・5〜11・4者。ランク別などでは土木Cが件数の増加(16件増)にも関わらず、最大の0・8者減で7・4者となった。
 また、10者超えは▽舗装=13・4者(0・1者増)▽造園=11・4者(0・1者減)▽上水道=14・3者(0・8者増)―の3工種。ランク別などでは最も多い舗装Bの21・1者(1・7者増)、それに続く造園Aの18・8者(1者増)や土木Aの10・5者(0・6者増)で件数が6〜16件減少している。
 低入札による落札はWTO一般競争の建築1件(1件増)と、条件付き一般競争・調査基準価格の▽土木B=1件(1件増)▽舗装A=1件(前年度と同数)▽電気A=2件(前年度と同数)▽管A=1件(1件増)▽上水道A=1件(1件増)▽その他=6件(5件増)―で合計13件(9件増)だった。

提供:建通新聞社