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建通新聞社(岡山)
2019/05/13

【岡山】矢掛町 東川面浄水場全面改築 早ければ7〜8月ごろに発注

 矢掛町は、老朽化と耐震性能不足のため東川面浄水場を全面改築する。建設地の造成工事に着手しており、早ければ7〜8月ごろに改築工事を発注する。入札方式は指名競争入札。現在、一括か、土木・建築と電気・機械設備などに分割して発注するかの調整を進めている。
 改築する施設は、ろ過機と管理本館、浄水池など。ろ過機は急速ろ過・紫外線処理方式を採用し、4基設ける。管理本館の規模は鉄筋コンクリート造2階建て延べ約330平方b。浄水池はステンレスパネルタンクで、容量は約185立方b。新施設の1日の最大給水量は4200立方b。
 建設地は既存施設(東川面853ノ1)の隣接地1920平方b。山岡建設(矢掛町)が造成工事中。
 設計は極東技工コンサルタント(岡山市北区)が担当。
 町は2019〜22年度の継続費として総額11億8750万円を計上。内訳は19年度が1億6150万円、20年度が3億7050万円、21年度が6億2850万円、22年度が2700万円。完成は22年度内を予定している。
 既存の管理本館(鉄筋コンクリート造2階建て延べ780平方b)やろ過機などの施設は、新施設の安定供給の確認後に解体するなどの対応策を検討する予定。

「提供:建通新聞社」