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建通新聞社(中部)
2019/05/20

【愛知】交通局 名城変電所の設計着手へ

 名古屋市交通局は、旧名城工場跡地内の一部に名城変電所を新設するため、実施設計に着手する。同跡地では、大津通に面する側の敷地で民間活用を計画しており、同所の東側に名城変電所を整備する形となる。
 旧名城工場跡地は、全体面積約6200平方b。そのうち最も東側にある既設事務所棟の西側を利用して名城変電所を設ける。規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ約2107平方b。建屋から地下鉄に接続する管路は縦2×横2bのボックスで、延長は約39b。実施設計を踏まえて変電所に活用する敷地を確定させる考え。変電所整備には1500平方b程度の敷地が最低限必要と見ている。所在地は中区三の丸4ノ2ノ1。
 変電所新築に伴う建築本体、設備、電気の実施設計は、「(仮称)名城変電所新築工事に伴う設計業務委託 」の一般競争入札を公告した。入札書は5月22〜24日に受け付ける。履行期間は2020年3月16日まで。ボックス管路の設計は別途委託する予定。
 同変電所の整備は、既設の第2栄変電所が、地上部への搬出出入り口がなく、災害時などで復旧に時間がかかるなどの課題があるため、変電設備の更新に合わせて同地に新設することとした。

提供:建通新聞社