全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　一般社団法人全国クレーン建設業協会福井支部（奥村高志支部長）は１７日、福井市中央のユアーズホテルフクイで１９年度通常総会（第７回）を開催した。
　奥村支部長は冒頭、会員各位の協力に感謝を述べ、「働き方改革など課題は山積しているが、皆さんと一緒に考えながら取り組んでいきたい」と挨拶。引き続き、議事に入り、今年度の事業計画および収支予算案など全議案を承認した。
　事業計画案ではまず、「働き方改革を推進しなければ、今以上の労働力不足になるほか、特殊車両通行許可制度の運用問題、排ガス規制問題など取り巻く環境は厳しい状況が続く」とし、「健全経営、安全衛生の確保には元請けなど発注者や行政機関へ要請行動ができる組織体制がますます重要」と強調。
　本部と連携し、健全経営、法令順守経営を目指す仲間を増やすため、（１）コストに見合う価格での受注推進（２）コンプライアンス（法令順守）の徹底（３）組織の強化（４）中長期的な担い手確保の推進（５）会員相互の親睦および交流事業の推進（６）移動式クレーン運転士安全衛生教育の推進などによる労働災害の撲滅―に取り組むとした。