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北陸工業新聞社
2019/05/27

【新潟】6月議会で方針示す/魚沼市の既存庁舎利活用 

 魚沼市は、小出庁舎(小出島地内)など5庁舎の利活用について、6月議会で方針案を報告する。市民への説明などを経て、7月ごろをめどに成案を取りまとめるもようだ。
 このうち、小出庁舎については解体に向けた協議が進められている。跡地には、小出公民館(小出島地内)と小出郷福祉センター(井口新田地内)の、機能移転先となる集会施設の建設を検討中。また市民からは、こども園、介護施設、スポーツ・トレーニング機能を持つ多目的施設としての利活用案が市に示されている。
 2月の公共施設再編整備特別委員会で示された再編のスケジュール案によると、解体事業者を20年2月に選定する。選定方法については、プロポーザル方式または競争入札などを視野に入れている。同年8月の着工を見込む。
 このほかの4庁舎のうち、湯之谷庁舎(大沢地内)については、活用企業の誘致を進めることから、整備の優先度が高いとしている。また堀之内庁舎(堀之内地内)、広神庁舎(今泉地内)、入広瀬庁舎(穴沢地内)については、いずれもサウンディング調査が行われ、空きスペースへのスポーツ施設導入、テナント入居やPFI(民間資金の活用)による施設建て替えなどの意見が寄せられている。
 小出島地内で建設が進む新庁舎は、RC一部S造4階建て延べ6939平方メートル。20年3月に竣工予定。建築は伊米ケ崎建設・貝瀬材木・中元組・竹田工務店JVが担当している。

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