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滋賀産業新聞
2019/05/29

【滋賀】彦根市の2019年度当初予算案

 彦根市は27日、来月3日開会の6月定例市議会に上程する総額445億5000万円の今年度一般会計当初予算案を発表した。会期は、26日までの24日間を予定。
 今回の一般会計当初予算案は、4月から4ヵ月間の建設関連費を除く事務的経費から成る「暫定予算」を含めた今年度1年間の通年予算を編成。2月定例市議会に提案した一般会計当初予算案をベースに、各部局で事業の必要性や優先順位等を再度検討し、必要な事業を計上し直したもの。
 一般会計の対前年度当初比は0・2%減。2月定例市議会で可決された今年度当初予算の特別会計(6会計)261億1790万9千円、企業会計(2会計)182億3146万2千円と合わせた総額は888億9937万1千円。
 主なものは、新市民体育センターの整備事業費について、27億6400万円の19年度分の建設工事費を計上するとともに、42億0400万円を限度額とする21年度までの債務負担行為を設定。合わせて総額71億2700万円にのぼる事業費の予算化を目指す(うち、建設工事費は69億1000万円)。
 また、学校施設整備では、河瀬小学校校舎増築事業費に3億1300万円を計上し普通教室棟の増築工事に取り組むほか、佐和山小学校校舎増築事業費に1500万円を計上、既存校舎の改修工事費とともに、特別教室棟の増築に係わる実施設計費の予算化を図る。
 さらに、道路河川整備では、2024年開催の国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会の主会場へのアクセス道路整備とともに、通学通園路の安全対策として歩道を整備する松原町大黒前鴨ノ巣線街路事業費に2億0300万円、主会場周辺整備として松原町工区で護岸・水路工を実施する大黒川外河川改良事業費に1億2500万円などを計上。

提供:滋賀産業新聞