トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社(東京)
2019/05/29

【東京】港区 虎ノ門・麻布台再開発C街区解体進む

 【港】虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合(曲谷健一理事長)は、同再開発事業エリア内C街区で未着手の解体工事を清水建設(中央区)で開始した。鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート造の4〜6階建て建物を2020年3月までに順次除却し、4棟の再開発ビルを建設する。いずれも設計は森ビル一級建築士事務所(港区)、施工者は現段階で未定。20年8月の着工、23年3月の完成を目指す。

<超高層棟は今夏着工>

 同事業は虎ノ門5〜麻布台1〜六本木3地内の約8・1fをA〜C街区に分けての再開発。
 A街区の64階建て延べ約46・1万平方bの超高層ビルを清水建設(中央区)が、B―1街区の64階建て延べ約18・5万平方bを三井住友建設(中央区)が、B―2街区の54階建て延べ約16・9万平方bを清水建設が建設する。総戸数1300戸の住宅と事務所、ホテル、店舗、集会所、インターナショナルスクール、保育所などを整備し、ビジネス・交流拠点と外国人にとっても暮らしやすい生活環境を整える。
 現在、各街区で既存建物の解体を進めている。今年8〜10月に本体工事に着手し、23年3月の完成を目指す。
   *
 C街区の再開発ビルの概要は次の通り。
 ▽C―1街区・鉄骨一部鉄骨鉄筋コンクリート造地下2階地上3階建て延べ1万0669平方b。用途は店舗と駐車場など。基礎は場所打ちコンクリート杭。建設地は港区虎ノ門5ノ101ノ1(地番)外の敷地4753平方b
 ▽C―2街区・鉄骨一部鉄骨鉄筋コンクリート造地下3階地上8階建て延べ3万2057平方b。用途は共同住宅と事務所、店舗、駐車場など。基礎は直接基礎。建設地は港区虎ノ門5ノ104ノ5(地番)外の敷地6348平方b
 ▽C―3街区・鉄骨一部鉄骨鉄筋コンクリート造地下2階地上3階建て延べ1674平方b。用途は店舗と駐車場など。基礎は既製杭。建設地は港区虎ノ門5ノ121ノ1(地番)外の898平方b
 ▽C―4街区・鉄筋コンクリート一部鉄骨造地下1階地上3階建て延べ1775平方b。用途は寺院と駐車場など。基礎は既製杭。建設地は港区虎ノ門5ノ18ノ163(地番)外の1686平方b

提供:建通新聞社