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秋田建設工業新聞社
2019/05/29

【秋田】3者構成JVで6月17日に開札/運転免許センターの基本・実施案を公告

 県警察本部会計課は29日、運転免許センター(秋田市新屋南浜町12の1)の建て替えに関する基本・実施設計を予定価格1億2,384万7,000円(税抜)で公告した。6月17日に開札する。3者構成のJVが対象で、代表者の管理技術者には、鉄骨鉄筋コンクリート造または鉄筋コンクリート造の研修所、庁舎、事務所建築の設計業務実績などを求める。設計は今年度と2年度の2カ年で進め、3年度から着工する。概算工事費は46億7,042万円(税抜)。
 既存庁舎は昭和42年に建設された鉄筋コンクリート造3階建て、延べ床面積5,656.28u規模。ボイラーの老朽化やエレベーターが設置されていないなどの課題を抱えており、耐用年数が近づいているため、同年代に建設された交通機動隊庁舎(秋田市八橋下八橋191、昭和45年建設RC2F1,421.98u)と複合化し、現在地で建て替える。
 新施設は庁舎棟(RC3F約7,100u)と車庫棟(S1F2棟、床面積計962u)で構成。約400台規模の駐車場なども整備する。概算工事費は約46億7,042万円(税抜)と試算している。
 今回の業務では、庁舎棟・車庫棟の新築や外構整備(土留擁壁、敷地境界フェンス、駐車場整備、自転車置場、試験コース一部改修など)に向けた基本・実施設計のほか、既存建物などの解体工事設計や、アスベスト分析調査も行う。
 基本・実施設計は今年度と2年度の2カ年で推進。今年度は現況地盤調査や土壌汚染調査もそれぞれ委託する。3年度から着工し、同年度は新庁舎建設のほか、技能試験コースの改修を実施。新庁舎は6年1月の運用開始を目指す。供用後は現庁舎の解体や車庫・外構・駐車場の工事などを行い、7年8月の事業完了を目指す。

提供:秋田建設工業新聞社