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建通新聞社(静岡)
2019/06/05

【静岡】静岡県湖西市 焼却施設PFIアドバイザリー着手

 湖西市は、稼働を休止している湖西市環境センター(吉美3294ノ47)の可燃ごみ焼却施設をPFI方式で改修する。PFIに関するアドバイザリー業務を日本環境衛生センター(川崎市川崎区)で着手した。契約期間は2021年3月10日。発注方式を決めた後、20年2〜3月ごろに改修工事の設計・施工者を公募する予定だ。
 可燃ごみ焼却施設は環境センター内の南側に位置。炉形式は全連続燃焼式焼却炉(流動床式)、処理能力は1日当たり60d(2系列)、排水処理はクローズド方式。荏原製作所(東京都大田区)が設計・施工を担当した。アドバイザリー業務では、事業スケジュールや発注方式を検討する他、要求水準書や公募関係書類などをまとめる。
 21年度に設計・施工者を決め、21〜23年度に設計と改修工事を実施。24年2月の再稼働を目指す。施設本体の劣化や損傷は少なく、改修は配管、設備関係が中心となる見込み。
 同市は、可燃ごみの焼却処理を24年1月まで浜松市に委託しているが、施設の改修・運営にかかる費用と浜松市への委託費の比較や災害時の廃棄物処理などを踏まえ、施設を改修して再稼働することにした。


提供:建通新聞社
(2019/6/5)

建通新聞社 静岡支社