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北陸工業新聞社
2019/06/10

【福井】作業の流れや特長点に理解/管更生3工法揃え地上デモ施工行う/福井県下水道管路管理業協会/行政の専門官ら100人参加、減少に対応 

 公益社団法人福井県下水道管路管理業協会(酒井典康会長)は6日、福井市日野川浄化センター構内で、下水道の管路更生を代表する工法のうち、3種類を取り上げ、各工法の特長点について分かりやすく紹介する地上デモ施工を行った。
 県の下水道担当者をはじめ、福井市からは約40人、越前市や勝山市、坂井市、永平寺町からも積極的に参加した(協会関係者ら含め総勢約100人)。工法それぞれに、デモ管を間近に見て、実際に手で触っては施工上の熱を感じたり、刺激を抑えた臭いをかいだり、体感をフルに働かせながら作業内容を学んだ。
 研修に先立ち、酒井会長と県下水道協会の増永孝三福井市下水道部長が挨拶。指導監督する官側において、下水道を専門とする職員が年々減少し(20年前の約1〜2割程度に減少)、特に若手職員に対して、現場の状況を知り、日常普段の業務に生かしてほしいと、今企画の主旨を強調した。
 デモは、FFT工法協会から披露した。特殊ライナーに硬化性樹脂を含浸させた材料を、既設管きょの中に引き込み、蒸気で硬化させていく内容。強度のある平滑なFRPパイプを形成し、管きょをリニューアルする点をPR。
 続く、光硬化工法協会北陸地域支部は、シームレスシステム工法を紹介した。既設管内にシームレスライナーを引き込み、空気圧で拡径し、既設管の内面に密着させた状態で、特定波長の光を管口から順に照射し、樹脂を硬化させる内容。施工管理の見える化システムに関心が集まった。
 最後は、日本SPR工法協会北陸支部が取付管更生のオメガライナー工法を紹介した。老朽化したコンクリートや鋼管などの小口径管路をΩ状に折りたたみ、形状記憶塩ビ管を使い更生する。あらかじめ工場でΩ状に折りたたんだ形状記憶を有する硬質塩化ビニル管を、蒸気で加熱することにより、円形に復元させて更生していく工法。見学する職員の熱心な質問にも的確に応じた。

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