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建通新聞社(東京)
2019/06/13

【東京】大山町クロスポイント周辺再開発、きょう7日に本組合設立

 大山町クロスポイント周辺地区第1種市街地再開発事業が始動する。6月7日に東京都の認可を得て本組合を設立し、ハッピーロード大山商店街に面した約0・7fの区域に4棟・延べ床面積約4万平方bの再開発施設を建設する計画。今後、施設内容の詳細を詰めながら権利変換計画の作成作業を進め、2020年5月に同計画の認可を得て12月に着工。23年6月の完成を目指す。
 事業対象区域は、都市計画道路補助第26号線とハッピーロード大山商店街の交差部に位置する板橋区大山町地内の0・7f。老朽化した木造住宅や店舗が密集するこの区域をA〜Dの4街区に区分し、A街区に地下1階地上26階建て、B街区に8階建て、C街区に3階建て、D街区に地下1階地上26階建ての計4棟、延べ床面積4万0611平方bの再開発施設を新築する。それぞれの建物の低層部(C街区は全て)に商業施設を導入し、上層部に住宅約330戸を配置する。
 公共施設として補助第26号線(東京都が事業実施、延長95b、幅員20b)や区画道路2号(延長67b、幅員4b)、広場2カ所(計490平方b)、歩道状空地(延長50b、幅員4b)などを整備する。
 事業協力者(参加組合員)は住友不動産(新宿区)とフージャースコーポレーション(千代田区)。基本設計は久米設計(江東区)が担当している。

提供:建通新聞社