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建通新聞社四国
2019/06/14

【高知】高知県教委 5校で非構造部材耐震設計着手

 高知県教育委員会は、県立学校体育館の非構造部材耐震化に向け、伊野商業高校、佐川高校、追手前高校吾北分校の設計を建築企画(高知市)、梼原高校、中村高校西土佐分校の設計を連合設計事務所(高知市)、これら5校の設備設計を掛水環境研究所(高知市)に委託した。2020年度に工事発注する。
 各校の規模は、伊野商業高校体育館が鉄筋コンクリート造3階建て延べ4530平方b、佐川高校体育館が鉄骨造平屋1032平方b、追手前高校吾北分校体育館が同造2階建て延べ1244平方b、梼原高校体育館が同造2階建て延べ962平方b、中村高校西土佐分校が鉄筋コンクリート造平屋883平方b。
 工事内容は、内外装材などの改修・補強による落下防止対策、体育器具の落下防止対策、既存設備機器の固定工法改修・補強による落下防止対策。伊野商業以外では構造部材の改修として屋根ブレースの補強・新設も予定している。電気設備では照明のLED化を実施する。
 県教委では20年度に全ての県立学校体育館で非構造部材の耐震化を完了する考え。19年度はあと10校の設計を複数の学校にまとめ順次外注する。

提供:建通新聞社