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建通新聞社(中部)
2019/06/17

【愛知】愛知県 防疫活動実績より評価へ加点引上げ

 愛知県農林基盤局は、総合評価落札方式において、豚コレラなど防疫に関する活動実績をより高く評価するため、評価基準を一部変更し、6月1日から適用を始めた。埋却作業等応援実績がある場合の配点を変更した他、「防疫・防災等に関する協定等締結及び活動実績」の評価項目での加点合計点の上限を7点に引き上げた。
 適用対象となる総合評価方式は、簡易型と特別簡易型のうち、「土木・地域型」と「同(担い手活用)」の2タイプ。それぞれ「防疫・防災等に関する協定等締結及び活動実績(過去5年間)の有無」の評価項目の中で、県との協定に基づく活動実績として、埋却作業、オペレーターの労務提供、消毒作業、埋却候補地試掘作業などの実績を評価する。
 今回の変更では、これまで一律に1点を加点していた応援実績については、当該事務所管内での応援の場合1・5点、他の事務所管内での応援で2点を加点する。元請けとしての活動実績の加点3点に変更はない。
 併せて、「防疫・防災等に関する協定等締結及び活動実績(過去5年間)の有無」の評価項目の加点合計上限を従来の6点から7点に引き上げた。
 変更に併せて、地域型(担い手活用)の適用範囲を拡大。これまで予定価格1000万〜3500万円としていた適用範囲を1000万〜5000万円に広げた。
 「土木・地域型」と「同(担い手活用)」の昨年度の発注実績は、土木・地域型が約200件、同担い手活用が7件となっている。

提供:建通新聞社