トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

日刊建設工業新聞
2019/06/25

【鳥取】3次元D作成で歩掛かり制定/7月1日から適用

 県土整備部は20日、3次元測量設計業務を発注する際の歩掛かりを決めた。7月1日以降の公告業務から適用する。
 歩掛かりは、3次元測量設計業務の試行に合わせ▽土工の3次元設計データの作成(フロントローディング)▽3次元モデルによる地元説明用の資料作成―にそれぞれ分けて制定。
 3次元設計データでは、スケルトンモデルとサーフェスモデルを作成するにあたって国交省の標準歩掛かりを準用した。また、県独自に計画準備や追加横断図作成などの区分で歩掛かりを設けた。
 一方、地元説明用の資料は、UAV写真測量による3次元地形測量データと2次元設計の成果を使用して詳細度200程度のCIMモデルを作成する。各工種の歩掛かり適用範囲は道路設計0・5`未満、砂防ダム設計1カ所など。
 3次元測量設計を巡っては今年度、武庫谷川砂防新規事業化や県道大滝白水線測量設計など5件を対象に試行する。同部は「業務の効率化とともに、今回の歩掛かりについても検証していきたい」(技術企画課)と話している。

日刊建設工業新聞