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建通新聞社(神奈川)
2019/07/04

【神奈川】工事77・7点 県県土整備局 18年度成績評定結果

 神奈川県県土整備局は、2018年度の成績評定結果をまとめた。平均点は、工事(500万円以上)77・7点、工事系委託業務(150万円以上)76・1点。いずれも前年度より0・5点上昇した。件数の分布を見ると、工事、工事系委託業務とも、Aランク(評定点80点以上)の占める割合が高まっているのが分かった。
 同局が18年度に発注した500万円以上の工事は762件。最高点は前年度と同じ91点、最低点は2点高い62点だった。最も件数が多いのは「標準的な工事の中で優秀なもの」とされるBランク(評定点75点以上80点未満)で、全体の44・5%に当たる339件が該当。全体に占める割合は前年度より3・8ポイント下落した。
 これに対して、ウエートを高めたのは評定点80点以上。件数258件は全体の33・9%で、前年度から4・4ポイント上昇した。「他の模範となる優秀な工事」であるAランクが増えていることになる。
 「標準的な工事」とされるCランク(評定点65点以上75点未満)は、160件だった。全体に占める割合21%は1ポイントのダウン。
 一方、工事系委託業務は、150万円以上の案件が623件。最高点は前年度比4点アップの91点、最低点は6点アップの60点だった。平均点は150万円以上2000万円未満の業務で0・8点上昇したものの、2000万円以上の業務では1・2点下落している。
 件数が最も多いのは476件が集中したBランク(評定点70点以上80点未満)で、全体の76・4%に当たる。前年度に比べると、2・5ポイントのダウン。
 Aランク(評定点80点以上)が占める割合は3・5ポイントアップの18・6%。件数は116件だった。
 A、Bランク以外ではCランク(評定点60点以上70点未満)が31件あるのみ。全体に占めるウエート5%は前年度に比べて0・6ポイント下落した。

提供:建通新聞社