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日刊建設工業新聞
2019/07/03

【鳥取】北条道路や関連事業など/早期整備を国県に要望へ

 一般国道9号(「北条道路」)整備促進期成会(会長・松本昭夫北栄町長)の2019年度総会が2日、北条農村環境改善センター(北栄町田井)で開かれ、「北条道路」や関連事業の早期整備などを要望していくことを決めた。
 総会には、赤沢亮正衆議院議員、国土交通省倉吉河川国道事務所の高木繁所長、県土整備部の河田英明次長などを来賓に招き、会員含めて約30人が出席。初めに、松本会長が「一日でも早くミッシングリンクを解消できるよう、早期の整備を要望していきたいと思います」とあいさつ。赤沢議員は「北条道路だけでなく、県内には様々な高速道路の計画が進んでいます。また、供用開始した道路でも、事故対策や道路4車線化など問題は山積みです。一つひとつの課題を解決し、鳥取県の発展に尽力していきます」と決意を述べた。
 松本会長が議長を務め、議事を進行。18年度事業報告及び収支決算19年度事業計画などを原案通り承認。役員改選では、松本会長以下、全役員が留任した。
 総会後の意見交換では、国と県が北条道路などの事業計画やその他県内の高速道路の整備状況を説明。赤沢議員の「最近増えている園児の事故対策はどうしているのか」という質問に対し、県が「県内の保育園、幼稚園に対して園周辺の危険カ所についてアンケートを実施しており、そのアンケート結果に基づいて対応策を講じていく」と説明した。
 北条道路は、湯梨浜はわい長瀬から琴浦町槻下を結ぶ延長13・5`の自動車専用道路で、県内最後の山陰道整備区間として2017年に事業着手。今年は18億0800万円の事業費を投じ、道路設計、改良工事、橋梁工事などが計画されている

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