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建設経済新聞社
2019/07/10

【京都】向日署を市民会館跡に移転 同規模で建築9億の試算も

 乙訓消防組合は、向日消防署を近隣の向日市民会館の解体跡地に移転新築する。
 向日消防署(向日市寺戸町西ノ段9−8/RC造3階建、延1644u。昭和56年7月築)は、平成20年度に庁舎耐震診断調査を山崎設計(京都市中京区)で実施した。向日消防署の土地は向日町競輪場の一角に位置する府有地で府から借地している。
 同組合は7月2日に向日消防署新築工事基本・実施設計委託を11社で入札し、山崎設計が860万円で落札、税込946万円でこのほど契約した。設計工期は令和2年3月31日まで。
 令和元年度は設計を進め、令和2年度・3年度で建築工事を進める。3年の中頃までに新向日署を完成させ、現向日署は年度末までに解体する予定。
 規模は現向日署と同程度を想定。費用は面積換算で約9億円前後と試算している。
 なお移転先の向日市民会館(向日市寺戸町中ノ段17−1)については、京都土木(京都市西京区)の施工で解体を実施。
 なお先行して平成29年度に耐震化のため改修工事を実施した大山崎消防署は大安組(京都市左京区)が施工を担当。