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日刊建設タイムズ社
2019/07/16

【千葉】2棟延べ約9200uのビル/新千葉2・3地区再開発/千葉市 27日に都市計画説明会

 千葉市の新千葉2・3地区第1種市街地再開発事業に伴う都市計画の決定・変更に関する説明会が、今月27日、同市中央コミュニティセンター(中央区千葉港2−1)で開かれる。市街地再開発事業を決定するとともに、土地の高度利用と都市機能の更新を図るため、高度利用地区を変更。2棟合わせて延べ約9200uの再開発ビルを建設する計画。説明会に続いて案の作成及び縦覧(9月上旬を予定)を行い、都市計画審議会、県との協議を経て本年度で計画決定する。
 新千葉2・3地区は、JR千葉駅から約100m西側に位置する面積約0・3haの街区で、現在施行中の千葉駅西口地区第2種市街地再開発事業の施行区域の西側に隣接している。
 1992年に再開発準備組合が発足したものの、休眠状態にあった。しかし、千葉駅西口地区や東口地区再開発の進展、JR千葉駅の建て替えなどで街づくりの機運が高まったとして、昨年度、奥村組とマリモを事業協力者、新日本建設を事業支援者に決定し、事業化に向けて動き出した。奥村組と新日本建設は同地区の地権者でもある。
 計画では、既存のホテル棟を間に挟んで、北側(第1地区約0・1ha)にN棟、南側(第2地区約0・2ha)にS棟の合わせて2棟を新たに建設する。
 N棟はRC造地上9階建て、建築面積約250u、延べ約1600u(容積対象約1400u)で、1〜3階を商業フロア、4〜9階を賃貸住宅にする。
 S棟はRC造地上15階建て、建築面積約640u、延べ約7600u(容積対象約6500u)で、1階を商業フロア及び地域コミュニティ施設、2階を防災備蓄倉庫及び駐輪場、3〜15階を分譲住宅にする。
 また、公共施設は道路のみで、3・6・88千葉港黒砂台線が幅員6〜8m(全幅員12〜17m、以下カッコ内は全幅員)、延長約34m。区画道路の新千葉31号線が幅員2m(6m)、延長約69m。新千葉32号線が幅員3m(6m)、延長約80m。新千葉37号線が幅員3m(6m)、延長約42m。いずれも整備済み、または千葉駅西口地区第2種市街地再開発事業で整備中。
 このほか高度利用地区は、建築物の容積率の最高限度を400%以下、同最低限度を200%以上とするほか、建築物の建ぺい率の最高限度はN棟と既設ホテル棟の第1地区(約0・1ha)で80%以下、S棟の第2地区(約0・2ha)で50%以下とし、第2地区は基準建ぺい率マイナス30%により、容積率を100%緩和。k_times_comをフォローしましょう
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