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建通新聞社(東京)
2019/07/16

【東京】都 村山特支改築で基本設計、プロポ手続き開始

 東京都財務局は7月16日、「都立村山特別支援学校(31)改築工事基本設計」の業務委託先を決めるプロポーザル手続きを開始する。老朽化した既存校舎などを全て取り壊し、現在の敷地内に延べ床面積約1万9000平方bの校舎棟を新築する計画。7月22〜26日に参加表明書を受け付けた後、技術提案書の提出を要請し、提案内容の審査とヒアリングを行って設計者を選定。10月17日の見積もり合わせを経て設計作業をスタートさせる。
 肢体不自由の小学部・中学部・高等部で構成する村山特別支援学校(武蔵村山市学園4ノ8、敷地面積1万1396平方b)には、校舎棟・南棟(鉄筋コンクリート造2階建て延べ2913平方b)と校舎棟・北棟(同造3階建て延べ3682平方b)、体育館(鉄骨造平屋512平方b)がある。いずれも老朽化し狭いため、別地に仮設校舎を設置して機能を移転した上で建て替える。
 新たに建設する校舎の規模は、体育館など体育関係諸室やプールを含め延べ床面積1万9028平方b。敷地の条件(用途地域は第1種住居専用で建ぺい率60%、容積率200%)や法令上の規制を踏まえ、最適な施設配置や規模、工程などを検討し、設計に落とし込む。基本設計の納期は2021年1月29日。参考業務規模は1億0700万円程度(税込み)。
 今後、敷地測量や地盤調査を並行して進め、基本設計の完了後に実施設計に移行。20〜22年度に実施設計を行うとともに、22〜23年度に既存建物を解体。23〜25年度の3カ年で改築工事を実施する。

提供:建通新聞社