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建通新聞社(神奈川)
2019/07/17

【神奈川】横浜市 3号線延伸、事業許可へ概略設計

 横浜市交通局は高速鉄道3号線の延伸に関わる概略設計を2019〜20年度の2カ年で進める。事業許可の取得に向けて関係省庁協議に必要な基礎資料や建設計画などを作るのが目的。これに伴う業務の委託先を公募型指名競争入札で決めることとし、土木設計の競争参加有資格者(市内または準市内、細目条件あり)から7月22日まで申し込みを受け付け、7月26日の指名・非指名通知を経て7月31日に入・開札する。
 高速鉄道3号線の延伸は、市営地下鉄ブルーライン(BL)をあざみ野駅(青葉区)から小田急線新百合ケ丘駅南口付近(川崎市麻生区)まで伸ばす格好で、19年1月に事業化することを決めた。
 あざみ野駅から横浜市内の嶮山付近とすすき野付近の各中間駅を経て、川崎市内のヨネッティー王禅寺付近にも中間駅を設けるルート(東側ルート、路線延長約6・5`、概算事業費約1720億円)が有力で、19年度内にルートを固める方針。30年の開業を目指している。
 今回の業務では、17・18年度に復建エンジニヤリング(横浜事務所、横浜市磯子区)と日本シビックコンサルタント(神奈川営業所、横浜市中区)で進めた基礎調査の検討成果を基に▽路線▽運行▽駅▽設備▽車両基地▽作業ヤード―の計画などを具体化。用地費を含む概算事業費を算出した上で協議用資料をまとめる。21年2月26日が履行期限となっている。

提供:建通新聞社