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北陸工業新聞社
2019/07/17

【富山】東海北陸道4車線化など/石井知事と吉岡整備局長が懇談 

 石井隆一富山県知事と吉岡幹夫北陸地方整備局長との懇談会が16日、県庁で行われ、東海北陸自動車道4車線化など県内事業の整備促進について意見を交わした。
 冒頭、吉岡局長が「北陸地域の命・暮らしを守る強靭化、地域をつなぎ元気にするという2つの柱で事業を進めている。強靭化では砂防や河川事業を基本に、防災力を上げていく。地域をつなぎ元気にすることでは、ネットワークとして道路、港湾に取り組んでいく。建設業は地域の守り手であり、担い手確保へ新3Kを実現していく」とあいさつ。石井知事は「国土強靱化関係の県内公共事業でかなりの伸びを確保し、東海北陸道の真木トンネルを含む2・8キロの4車線化でも配慮いただいた。建設業の担い手確保では、週休2日の普及へ工期の複数年度化、ICT施工に取り組むほか、5Gなど未来技術を積極的に導入していきたい」と述べた。
 懇談では、整備局側が新湊地区ふ頭再編整備や神通川河川改修、国道8号六家立体など直轄主要事業を説明。県側は、東海北陸道の早期全線4車線化に向けたトンネル区間の整備促進を求めたほか、重点事業として▽県内直轄道路の整備促進▽伏木富山港の機能強化▽立山・黒部の世界文化遺産登録▽県内建設企業の受注機会の確保・拡大―などを要望した。

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