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建設経済新聞社
2019/07/24

【京都】楽只団地建替えの余剰地活用 アルパックで調査・検討へ

 京都市都市計画局は23日、簡易公募型プロポーザルの「「楽只市営住宅団地再生事業における余剰地活用」に関する調査・検討等業務委託」について、地域計画建築研究所(アルパック/京都市下京区)を選定したと発表した。同社の評価点は70・6点(100点満点)。
 市は、楽只市営住宅団地(京都市北区紫野北花ノ坊町1他)の住棟整備(建替え、耐震改修等)による住棟の集約で生み出される団地内の余剰敷地について、民間事業者に土地を貸し付け、民間活力による賑わい施設を誘導することを検討している。
 今回委託する業務内容は、@楽只市営住宅の現状、課題分析及び基本的な方向性の検討、提案(平成25年度策定の「楽只・鷹峯市営住宅団地再生計画」や、京都市が提供する過年度の調査、検討の内容等から楽只市営住宅の現状や課題を整理するとともに、余剰地を活用した民間活力による「賑わい施設」の整備の方向性について検討し、その案を京都市に提案)A地域要望等の取りまとめ(「京都市北区民まちづくり会議」等(5回程度)において、必要となる資料を作成するとともに、会議等を傍聴のうえ、議事要旨の作成等を行うなど、北区民や地域住民、関係団体等からの意見・要望等を取りまとめる)B「賑わい施設」の誘導に係る市場調査(民間活力による「賑わい施設」の誘導に向け、民間事業者へのサウンディング等による調査を行い、市場の動向や民間事業者の意向等を取りまとめる)C「賑わい施設」整備の方向性等の案作成(@〜Bを踏まえ、「賑わい施設」整備の方向性等の案を作成)D事業者募集要項(案)の作成(@〜Cを踏まえ、土地の貸し付けを受け「賑わい施設」の整備・運営を行う事業者の募集要項(案)の作成を行う)等。
 履行期間は令和2年3月16日まで。
 予定価格は300万円(税込)。