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日刊建設タイムズ社
2019/07/24

【千葉】千都と実施設計契約/県土整備部営繕課/県社会福祉センター新築/S造5階建て延べ約5472u

 県県土整備部営繕課は「千葉県社会福祉センター新築工事実施設計」を先月26日、千都建築設計事務所(千葉市美浜区真砂3―1―2)と随意契約を締結した。契約金額は7040万円(消費税込み)。予定価格は7048万5800円(同)だった。委託工期は2020年3月19日まで。同社は昨年度の指名型プロポーザルで選定され、基本設計を担当した。
 来年度着工し、20〜22年度施工、22年度内の供用開始を目指す。
 建物は事務所棟と車庫棟で構成。規模は、事務所棟がS造5階建て延べ5393・75u、車庫棟がS造平屋建て延べ78・66u。建物用途は1階がエントランスホール、展示スペース、防災備蓄倉庫など。2階が研修室・3階は会議室。4〜5階を事務室とする。
 施設には▽福祉団体関係活動の拠点▽県民の地域福祉活動の拠点▽福祉人材養成確保の拠点▽災害の福祉的支援の拠点――としての機能を導入する。
 建設場所は千葉市中央区千葉港4―5地先で、旧女性サポートセンター一時保護所跡地。既存の建物は本年度に解体する。敷地面積は2646u。解体工事は、同課が第2四半期に一般競争入札で発注する。工期は約6か月を見込む。実施設計は能城綜合企画設計事務所(千葉市中央区末広1―21―9)が担当。
 同事業は、県社会福祉センターについて、社会福祉活動の推進や災害時におけるボランティアの拠点として機能強化するため、県が主体となって再整備を行うもの。
 既存の社会福祉センター(千葉市中央区千葉港4―3)は1974年1月29日の竣工。建築後43年を経過し、施設の老朽化が進んでいるほか、Is値が0・37で耐震性が不足している。敷地面積は1178u。建物規模はSRC造5階(塔屋2階)建て延べ3789・54u。
 施設内には社会福祉7団体、高齢者福祉4団体、障害者福祉4団体、その他1団体の合計16団体が入居している。
 施設は、県社会福祉協議会と県が共同で所有している。新施設は県の単独所有となる。k_times_comをフォローしましょう
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