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建通新聞社(中部)
2019/07/22

【岐阜】新庁舎建設基本構想を公表 瑞穂市

 瑞穂市は、新庁舎を建設するための基本構想を公表した。
 2025年度中に基本方針(案)を決めるとともに最終建設候補地(案)を絞り込み、基本構想を策定する。26年度から用地測量や基本設計に着手する。32年度の供用開始を想定している。
 新庁舎の想定規模は延べ1万2000平方bから1万3000平方bとしている。
 基本構想ではJR東海道本線穂積駅周辺と巣南庁舎周辺地区、旭化成周辺地区の3地区の候補地の具体的な内容を示している。
 穂積駅周辺地区は総合センターや市民センターが近い。また駅前開発と併せた整備により庁舎単独の用地取得が不要などとしている。
 巣南庁舎周辺地区は巣南庁舎や西部複合センターが近い。また巣南庁舎や巣南公民館などの土地を有効利用できるなどとしている。
 旭化成周辺地区は物理的な市の中心部である。またまとまった用地の取得が可能などとしている。
 今後、市民の意見などを基に建設地の検討を進める。
 事業手法は従来方式、DB方式(設計施工一括)、ECI方式(施工予定技術者事前協議)、DBO方式(設計・建設・運営)、BTO方式(建設・譲渡・運営)、リース方式の六つを比較検討する。
 同市は03年に穂積町と巣南町が合併し誕生したことから、2庁舎体制を採用している。現庁舎の規模は穂積庁舎が鉄筋コンクリート造3階建て延べ6132平方b、巣南庁舎が鉄筋コンクリート造3階建て延べ3400平方b。
 新庁舎の供用開始後は老朽化が進む穂積庁舎を解体する方針。巣南庁舎は長寿命化を図り用途変更して活用する予定。

提供:建通新聞社