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滋賀産業新聞
2019/07/31

【滋賀】県南部土木 赤野井守山線の整備

 県南部土木事務所は、道幅が狭く田畑部と隣接し、歩道が無いため歩行者・自転車にとって危険な現道の拡幅(歩道整備等)を行う「赤野井守山線整備事業」について、着工済で今年度完了見通しの初弾工区約200b区間に続く、約800b区間の施工について今年度第4四半期にも発注する見通しで、債務負担行為を合わせ19〜20年度2ヵ年の事業費計1億円を措置した。800bを一括で発注し、20年度末にも工事を完了したい考え。
 今年度工事を発注するのは、初弾工区終点から浜街道までの車道2車線で約5・5bで歩道が無い約800b区間。現道の路肩を拡幅し、車道部幅8・0bと歩行者用スペース幅約1・25bを備えた道路に整備する。
 「赤野井守山線整備事業」は、守山市の「石田町西」信号を起点に湖岸道路までの総延長2・7qで計画。起点から「浜街道」までの約1q区間について17年度に詳細設計(金城測量設計・彦根市)を行い、18年度に用地測量(石居設計・彦根市)と共に用地買収に着手、着工可能となった「石田町西」から200b区間の初弾を発注・着工し、今年度に完了する見通し。なお、初弾200bの整備内容は片側歩道部4・0bと車道部7・5bで構成する幅員約11・5bの道路となっている。
 今年度発注予定の800bは詳細設計完了済みの1q区間の残り工区。残る用地手続きや初弾200bの施工完了を待つため発注は年度末近くの第4四半期頃を見込み、契約から着工まで進め主に20年度を施工期間に充てる方針。

提供:滋賀産業新聞