全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　桜川市は県西総合病院の解体を計画している。現在はジェイエス�梶i宮城県仙台市）が建物のＰＣＢ含有調査を進めている。履行期限は７月26日。調査の完了後、速やかに工事に着手したい考え。２０１９年度中をめどに解体する。事業費は６億７９８万３０００円。
　県西総合病院は筑西市民病院（筑西市）、医療法人隆仁会山王病院（桜川市）との再編統合が進められ、18年10月にさくらがわ地域医療センターと県西部メディカルセンターが開院したことに伴い、同年９月末に廃院。市は跡地の利活用を図るため、現在の建物の解体を計画した。
　所在地は鍬田６０４で、岩瀬小学校の東側１００ｍ付近に立地している。敷地面積は約１万７０００�u。
　第１〜３病棟をはじめ複数の病棟があり、総延べ床面積は約１万６０００�u。敷地内の建物を全て解体し、更地にする予定。市道を挟んで立地する透析棟などは解体しない方針だ。
　また一部民有地があることから、20年度以降にも市が取得する考え。跡地の利活用については19年度に建物を解体しながら方向性を検討していく。
　事業費の内訳は工事費５億９８５９万４０００円、工事監理委託料２２２万８０００円、ＰＣＢ調査委託料５９３万５０００円、エレベーター点検委託料69万３０００円となっている。