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建設経済新聞社
2019/08/06

【京都】旧舞鶴市民病院西棟1階に 京都丹の国農協が物販店 西棟改修設計はラウムが落札

 舞鶴市はこのほど、旧市民病院西棟建物利用事業者募集について、1階の利用事業者を京都丹の国農業協同組合(JA京都にのくに/綾部市)に決めた。4階は応募がなかったため、今後再公募する考え。
 対象の西棟(舞鶴市字溝尻小字浜田150−11)はRC造5階建、延3083・01uの建物で、今回事業者を募集していたのは1階809・938uと4階656・243uの利用事業者。
 このうち、1階の利用事業者をJA京都にのくにに7月29日付で決定した。JA京都にのくには、今後、物販、産直施設として利用する。
 西棟の2階・3階については、同市が老人福祉センター文庫山学園(移転)、東公民館の一部、包括支援センターに活用する。
 同市は旧市立舞鶴市民病院(西棟)改修工事設計業務委託を指名競争で8月1日に開札し、ラウムアソシエイツ一級建築士事務所(京都市上京区)が落札した。
 業務内容は、市民の健康増進と多様な交流・賑わいの拠点施設として、1階及び4階へ入居予定の民間事業者、並びに2・3階へ移転の文庫山学園、東公民館の一部、包括支援センターの改修工事の実施設計を行うほか、既存建物の耐震性をIs値0・75以上を確保できるよう必要に応じて柱、壁の補強及び増設を行う、S造4階建、延230u程度の増築建物(階段室及び昇降機)の設計、外構整備として敷地西側の磐手通り及び北側の富士通りに沿って歩道を整備(幅員は2・5m程度)などの設計を行う。
 設計工期は令和2年3月23日まで。