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建通新聞社(岡山)
2019/08/02

【岡山】瀬戸内市 庁舎再編事業 設計委託先決まる

 瀬戸内市は、庁舎再編事業の一環として整備する長船地区施設再編について、保健福祉部仮庁舎新築の実施設計を阿波設計事務所(岡山市北区)に、長船分駐所新築の実施設計をあい設計(岡山市北区)に、ゆめトピア長船外壁など大規模改修の実施設計をやなぎ建築設計事務所(岡山市中区)に、旧長船町商工会館解体の実施設計を丹羽建築設計事務所(岡山市北区)にそれぞれ委託した。
 旧長船町商工会館の解体工事を早ければ19年度内に発注し、その他の工事については20年度早々から順次発注する。全体の整備期間は4年間を想定している。
 基本計画・設計によると、現在の長船支所前に新しく長船分駐所(計画床面積336平方b)を、ゆめトピア長船の南側に保健福祉部の仮庁舎(同1047平方b)を建設する。その後、ゆめトピア長船を改修するとともに、施設内に長船支所を移転させる。この他、長船町公民館(同100平方b)の建設も予定している。
 現在の長船支所(鉄筋コンクリート造2階建て延べ1964平方b)、長船町公民館(同1764平方b)、長船分駐所(鉄骨造2階建て延べ202平方b)の3施設については取り壊し、ゆめトピア長船を中心とした庁舎機能の集約を図る。概算事業費は約9億7500万円。
 基本計画・基本設計は木村建築設計事務所(岡山市北区)が担当した。
 同市では、短期構想として耐震性能が不足している施設が立ち並ぶ長船地区の整備を、また、中・長期構想として本庁舎(邑久町尾張300ノ1)と分庁舎を統合するなどの庁舎再編計画を掲げている。

「提供:建通新聞社」